『海街diary』のあらすじ・感想(ネタバレ含む)|Hulu,dTV,U-NEXTどれで見れる?

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『海街diary』のあらすじ(ネタバレ含む)

海街diaryは原作者である吉田秋生が小学館の月間フラワーズで2006年8月号から2018年8月号まで不定期連載されていた漫画です。

マンガ大賞を始め数々の賞を受賞して注目が集まり、2015年6月には実写映画が公開されました。映画ではカンヌ国際映画映画祭のコンペディション部門へ出品や、日本アカデミー賞最優秀作品を受賞などしています。

物語では数々の登場人物がそれぞれ個性豊かで、鎌倉を舞台に美しい景色や風景とともに四季が移り変わっていきます。作中には実際に鎌倉の観光名所でもある神社や施設などが映り、作品を通してさまざまな名所を巡ることも出来る所も魅力です。

そんな多方面から高い評価を受けた映画海街diaryのあらすじについて分かりやすくご紹介致します。

三姉妹と一人の少女との出会い

物語は15年前に家族を捨てて家を出て行った父親が亡くなった所から始まります。鎌倉に住んでいる三姉妹の長女幸・次女佳乃・三女千佳は、実の母も再婚して家を出て行ってしまい3人で暮らしていました。

3人は学校を卒業し、それぞれ働きに出ているので特に不自由なく暮らしていましたが、ある日父親の訃報が届きます。父の葬儀が行われた日、3姉妹は父の腹違いの妹であるすずと出会います。

父が出て行く原因でもあったすずの母親は昔に亡くなっており、父も居なくなってしまったため肩身の狭い思いをしていたのです。そんなすずを見た長女の幸は、父との思い出の場所を案内して貰い、その景色が住んでいる鎌倉と似ている事を話します。

そしてすずが帰りの電車に乗った別れ際に鎌倉で一緒に暮らさないかと提案をします。この提案に始めはびっくりしたすずですが、すずはその提案を受け入れ4姉妹として鎌倉での生活が始まります。

最初は鎌倉での生活やそれまで他人だった姉妹たちと一緒に暮らすのも気を使って遠慮ばかりしていました。しかし、幸の気遣いもあり新しい学校での生活などにも徐々に慣れ始め、友達も増えて本来の明るい性格が見え始めてきました。

昔から家で作られている梅酒を誤って飲んでしまい、知らずに溜まっていた愚痴を吐くすずに姉妹たちは悩みを抱えている事を知るのです。

それぞれが抱えたリアルな悩み

すずだけではなく、他の3姉妹にもそれぞれ悩みを抱えている描写が所々にあります。長女の幸は、看護師であり優秀でしっかりもののイメージがありますが、実は交際中の小児科医・椎名と不倫関係にありました。

椎名は妻との離婚に踏み切れずにいて、長く続いているこの状態に悩んでいました。また、それとは別に病院内で新しく持ち上がた終末期病棟への話に看取るという事の重さを感じていました。

次女の佳乃は貢いでいた若い恋人に逃げられてしまい、それがきっかけで銀行の窓口業務から外回りの仕事に配属されます。

ある日昔からお世話になっていた海猫食堂の女将さんであるさち子から、弟が遺産相続分を請求されているために店の存続が危ぶまれているという話を聞きます。

さらに余命が限られていることを知った佳乃は、危機に直面したさち子を助けるために上司と共に悩み奮闘して行きます。次女の千佳は勤め先であるスポーツ用品店の店長と交際しており、彼の趣味と合わせている内に色々な事に興味を示したりしていました。

店長は元々は山を登っていた経験があり、エベレストに登った時は遭難による凍傷で指を失った事がありました。千佳は店長がその日エベレストに最後まで登れなかった未練を捨てきれずにいることを知ってしまいます。

それぞれの悩みや葛藤がリアルに描かれ、そして1年を通して4姉妹の絆が深まっていくのです。

『海街diary』の感想

映画海街diaryは是枝裕和監督が作り上げる雰囲気と4姉妹の女優が演じるキャラクターの雰囲気が非常に良く合っています。

是枝監督はこの作品を自ら読み、自分の手で映像化したいと熱望して映画化が決まった作品でもあります。故に作品愛が強い事が、作中のさまざまな所で表現されていたり見えたりする場面も多いのではないでしょうか。

マンガ大賞を受賞してからそれまでよりも一気に知名度が上がり、実写映画化されましたが多くの方に愛された作品の1つなのではないかと思います。

作品のテーマとしては4姉妹が共に暮らして家族になっていく1年間の過程が描かれていますが、この過程にも細かく描写されているシーンが多くあります。

姉妹の心や絆が移り変わる季節と共に変化していく場面は、とても人間味溢れるほどリアルでまさに必見だと思います。そんな原作にピッタリとはまった映画版海街diaryについての感想や思った事などについてをご紹介させてください。

すずが遠慮してるシーンがリアル

鎌倉へ来てから何度か見る事が出来るシーンとして、すずが姉妹となかなか打ち解けずにいる場面がよりリアルに映ります。

始めに鎌倉の家へ来た時からお手伝いを申し出たり、先にお風呂に入ることに遠慮していたりするシーンがいくつもあります。本当に数秒かもしれませんが、何度も遠慮したりなかなか姉と呼ばずに名前にさん付けするシーンがまだ慣れていない事を表現しています。

また、幸にこれからは姉妹なんだから私も遠慮しないと言われてもなお、なかなか打ち解けずにいたシーンも多かったです。いくら血の繋がった姉妹だとしても、いきなりお姉ちゃんと呼んで和気あいあいと仲良くならずに居たのがよりリアルさを感じられました。

すずが実際に3姉妹と打ち解けられるのは、3姉妹の母である都と法事の際に出会い、一緒に祖母の墓参りへ行って謝罪を受け入れた後になります。

すずが抱えていた葛藤や悩みが、完全に打ち解けることを出来ずに居た要因の1つなのではないかと憶測しています。ここまでの過程でのすずの成長も不自然なく表現されているのが海街diaryの魅力の1つと言えるでしょう。

すずと葬儀で出会ってから物語終盤までにつれて、表情や雰囲気など細かい所で変化が見られます。まだ一度も見ていない方は、そのあたりを是非注目して見てみてください。

家族という言葉の意味

物語では家族という言葉にスポットライトが当てられる事が多かったような気がします。姉妹はそれぞれに父と母が居ますが、幸・佳乃・千佳は父が出て行ってしまいやがて母も他の男性と再婚して出て行ってしまいました。

すずは母が亡くなり、父もやがて亡くなってしまい一人孤独を抱えていました。何も残さずに出て行った父が唯一残したのが、腹違いで生まれたすずですがけっして完全に血が繋がっている訳ではありません。

しかし、姉妹たちは愛情を向けしっかりと向き合って前へ進もうとするのです。佳乃が作中で幸は出て行った母親に意地を張っているだけなんだと言っていたシーンがありますが、けっして愛情は意地だけで成立するものではありません。

そこには確かに愛情というものがあり、一緒に暮らして悩みを共有するにつれて芽生え育ったものだと思います。最初こそ衝突も喧嘩も多かった姉妹たちですが、すずが加わった事により以前からそれまで一緒に暮らしていたような雰囲気が見られます。

それこそ終盤のシーンであるお父さんはダメな人だったけど、すずを残してくれたという言葉に繋がるのだと思います。

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