『ワイルド・スピード SKY MISSION』のあらすじ（ネタバレ・感想）｜Hulu,dTV,U-NEXTどれで見れる？

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『ワイルド・スピード SKY MISSION』のあらすじ（ネタバレ注意）

また前作を知らず本作から鑑賞しても、充分楽しめる作品です。家族愛に溢れた人物描写やストーリーは、多くの人から共感を得る事が出来るのではないでしょうか。

またラストシーンでは、故ポール・ウォーカーへの追悼の意味を感じる着地になっており、涙無くしては鑑賞出来ない1作となっています。

デッカード・ショウによる復讐

一方元FBIの捜査官であったブライアンはドミニクの妹であるミアと結婚し、子供も生まれ幸せな家庭を築いています。ブライアンは内心過去の仕事に対して未練がありますが、良き父親である様努めます。

一方ドミニクの恋人レティは自分の記憶がない事に悩み、彼との別れを告げます。

丁度その頃、外交保安部ロス支部のホブス捜査官は仕事中ちょっと席を外した隙に、知らない男からパソコンをハッキングされてしまいます。その男とはデッカードでした。彼は屋内で爆弾を投げ、ホブスは怪我を負い入院する事に。

デッカードはその隙に、ハンの居場所が東京である事を突き止めます。

その後ブライアン家の前には段ボールの荷物が届けられます。それは東京から届けられたものでした。玄関前でミアは、9か月後には2人目の子供が生まれる事をドミニクに明かします。実はこの事はブライアンにも、まだ打ち明けていないのでした。

しかしその次の瞬間段ボールが爆発し、家ごと丸々吹き飛ばされます。何とか命拾いをしたブライアンらは、ドミニカ共和国へ避難します。

ドミニクはホブス捜査官が、入院している病院を訪ねます。彼はホブスに怪我を負わせたのもハンを殺したのも、段ボールを送りつけてきたのも皆デッカードだと知ります。

ドミニクとその仲間はハンの葬式に出席しますが、そこへは謎の車が姿を現します。慌てて自身の車で追うドミニク。案の定乗っていたのはデッカードでした。2人の車は正面から衝突し、武器を持たないドミニクは車から降りた際に銃で狙われます。

その時上部から特殊部隊の援助があり、土壇場でデッカードは逃げ出します。

特殊部隊を率いていた謎の男はミスター・ノーバディ（カート・ラッセル）で、彼はホブスの事を知っていました。共にビールを飲んだ後、ノーバディはドミニクにある要求をします。

それはジャカンディというテロリストに拉致された、ラムジーと言う名のハッカーを救出して欲しいとの事。ラムジーは「神の目」と呼ばれる最強の追跡装置の開発者です。

この装置を使用すればカメラや携帯、ATMなどに忍び込み探したい人物を追跡出来るという優れ物です。

ラムジーの救出作戦開始

作戦は山の中の1本道で移送されている、ラムジーを救出するというものです。5人は飛行機に格納されたそれぞれの車に乗り込み、そこから車ごとダイブします。5人はパラシュートを開き、計画していた地点へと着地します。

激しいカーチェイスの後、拉致されたハッカーを見事に助け出した5人。彼女に神の目は何処にあるのかと聞くと、アブダビの友人サファーに譲ってしまったと言います。

一同はアブダビに向かいますが、サファーは神の目をヨルダンの王子に売却していました。高層ビルの最上階の超高級車に装着してあると聞きつけたドミニクらは、皆でパーティーの正装をして乗り込みます。

計画は冗談男のローマンが皆を惹きつけている間に、ドミニクらが「神の目」を取り返すというものでしたが、様々な妨害が入り予定通りに進みません。

そこでドミニクとブライアンは高級車に乗り込み、窓ガラスを突き抜けて隣のビルまでジャンプします。これを数回繰り返し何とか神の目のチップを入手しました。

ラムジーが神の目のチップでデッカードを追跡すると、無人の工場を隠れ家にしていることが判明。皆はノーバディらとデッカードを捕まえに行く事にします。意表をついた攻撃の筈が、実はジャカンティ達とグルであったデッカード。

部隊はダメージを喰らいその上、神の目をジャカンティらに奪われてしまいます。

ノーバディが負傷。ドミニクらはホームタウンであるロサンゼルスで勝負する事を決め、ラムジーはハッキングにより神の目を無効化するという計画を実行に移します。ホブスはギブスを破り病院から脱出し、ドミニクらに協力します。

激しいカーチェイスを繰り返した後、ラムジーのハッキングが成功。ドミニクはヘリとの激しいバトルの末敵を倒し一時昏睡しますが、レティの記憶が戻った途端「待っていたぞ」と言いレティにキスをします。

身柄を拘束されたデッカードは、ホブスによって刑務所に入れられます。

ラストシーンでは、車を並ばせ走っていたドミニクとデッカードがそれぞれの道を行きます。このシーンは、映画の撮影中に亡くなったポールウォーカーと重ね合わせてしまいます。

挿入歌である「See You Again」の歌詞も状況に合っていて、非常に悲しいラストでした。